2012年2月24日金曜日

ひどいことを人から言われても傷つかない方法 by スティーブン・コルベア

今日はネット上で知り合ったwednesdayさんが日本語訳を作ってくださった動画その2について、書いていきます。

今日の動画は、アメリカのコメディアン、スティーブン・コルベア氏による It Gets Better メッセージです。
(It Gets Better プロジェクトについての詳細は、Wikipediaを見てください)

スティーブン・コルベア氏は、この動画の中で、ひどいことを人から言われても傷つかない方法を話しています。

「誰かが君を傷つけようとしてひどい言葉をかけてきても、
君がその言葉に効力を与えなければ、
その言葉で君が傷つくことはないし、
言葉を投げてきた人よりも君の方がが強い影響力を持つことになる
(その言葉は君に対して大きな影響力を持たなくなる)」

と話しています。

動画を見る前に,wednesdayさんからのメッセージもお読みください。
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 Stephen Colbertはアメリカのケーブルテレビ番組
 The Colbert Report の司会者で
 政治を風刺する発言から人気があります。
 現在は2012年の大統領選挙で争う
 共和党の候補者達について
 面白くニュースを伝える一方で
 実に的を得た発言をする事で
 若い世代からも人気沸騰中。
 そもそもは英語の勉強の為にオンラインで
 見始めた番組の内の一つ。
 賢くて面白いというギャップが好きでファンになりました。
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2分20秒の短い動画です。
ぜひ動画を見てみてください。








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4 件のコメント:

  1. ちょっと失礼します。ケイタです。

    「ひどいことを言われて」というのには2パターンあると思います。
    1、この動画の内容のように相手を傷つけることをある程度狙っているパターン
    2、相手を傷つけたり困らせる意図は全くないが無意識にやってしまっているパターン。

    1の場合にはこの動画の言う通り、同じ土俵に立たないということが有効かと思います。
    でも2の場合はどうでしょうか?

    日本のLGBTを取り巻く環境を考えると2のパターンで傷ついているケースの方がひょっとしたら多いのではないかと思います。
    単なる性癖としてとらえられ、「個人の勝手だし、好きでやってるんでしょ」、自分の周りにはそんな人はいないテレビの中だけの話だ、なんだか変なオカマ、
    といった程度の理解を前提とした会話のなかでゲイの人たちが傷つき何の声もあげられない状況なのではないかと思います。(自身の経験も含めて)

    社会の中でLGBTの存在が認められ、ある程度の理解をされているからこそ、
    そのセクシャリティに関していじめを受ける子供がいるわけで、
    じゃあ日本でいじめを受けている子がセクシャリティが原因かおと言うと、
    また少し違った見方をする必要があると思います。

    少なくとも公の場で誹謗中傷はされないという現状があるからこそ、
    大人として子供に向けて"it gets better"と言えるわけで、
    日本の現状を考えるとまずは大人のLGBTが存在感を示す必要があるのかと思います。
    決して、特定の個人に向けてカムアウトしろと強制はするつもりはありません。
    でも、「あなたのその認識は間違っていますよ」とちゃんと伝えないと、何も変わらないのではないかとも思っています。

    個人的なことですが、最近は政治的コンテキストの中でのLGBTについて考えています。
    イギリスのアンソニーギデンスという社会学者が多様化する生き方の中でそれらをどう政治として許容するのかということを研究していて、そのなかでLGBTについても語られています。
    一文では「ほんの数十年前まで自らをゲイだという人は居なかったが今は違う」という言葉がありました。はたして日本の状況はイギリスの今と同じなのか、どう違うのか、興味深いです。

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    1. コメントありがとうございます。
      せっかくのコメントがなぜかbloggerシステムによってスパムと判定されていて表示されていませんでした。

      そうですね、他人の考えや社会の認識を変えるには「あなたのその認識は間違っていますよ」と伝える必要性はあるのでしょうね。おっしゃる通りだと思います♪

      この動画には、(他人の考えや社会の認識ではなく)自分の感じ方を変える素晴らしい方法が述べられています。その観点にも是非注目してみてください♪♪

      コメントありがとうざいました!

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  2. ぼくはいま52才ですが、大学生時代からカミングアウトしていました。卒業してからもカミングアウトしています。隠すことは、ぼくには不誠実な生き方のような気がしてました。カミングアウトして、得することは何一つもありませんでした。むしろ損することのほうがはるかに多かったでしょう。でも、自分に嘘をつかせて生きることは、ぼくにはできなかったのです。これからもできないと思います。このあいだ、よく行く居酒屋さんで、常連の客で友だちのような方に言われました。そのひとは、連れの女性たちに、「このひと、おもしろいんやで。オカマやけど」と。52才。もう傷つきません。傷つけようとしている人間のほうが、ぼくより弱い人間であるということを、ようやく知れるような齢になったからです。

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  3. はじめまして。LGBT(バイセクシュアル)の地方の高校生で、体と心に違和感があります。
    中学のころ、ようやく友達が理解してくれる子も増えて、恵まれている方だとは思います。
    ですが母、祖母、叔母には服装意外の小物や趣味などはなかなか理解してもらえず苦しんでいます。
    好きな人のタイプが中性的、というのがどうやらかぎだったようで、友達はあまり驚かずに話を聞いてくれました。
    しかし、日本人にも白い目で見てくる人はなかにはおって、先生と口論になったこともしばしば。
    こういう子たちが気軽に行ける学校、施設が増えてくれたらなと日々想います。
    誰も、全員に理解してほしい、とは云いません。ただ、学校の先生がこれでは、将来の政治や日本が悪くなって行くと想います。それに、消極的になる方へ持っていく力も積極的にする力も、周りの大人や、日本の偉い人がもう少し性に対してプラスに向かって来てくれたらな、とつくづく想います。
    たとえば、保健体育のじかんで、男女差別の話や交際、恋愛の話をぐいっとしてくれればな、と。

    長文失礼いたしました。云いたいことをかけて少しだけですがすっきりしました。

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